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周囲が気をつける対応とは

うつ病は世界的にも急増している精神疾患の一つに挙げられています。うつ病発症の原因には、仕事での失敗や人間関係、家庭での悩みなどによるストレスによるものなどがあります。うつ病を完治させるためにも最も重要となるのが「周囲の対応」となります。何気ない周囲の一言や行動が症状をさらに悪化させてしまう恐れがあります。そこで、うつ病患者との接し方について気をつけるべきポイントをいくつか挙げていきましょう。まず一つ目は「励ましの言葉をかけない」ことです。例えば、「頑張って」などと励ましの言葉をかけてしまうのは避けるようにしましょう。励ましや応援の言葉は返ってプレッシャーを感じてしまいます。励ましの言葉や応援の言葉はなるべく控え、普段通りの接し方を心掛けましょう。二つ目は「病気について触れない」ことです。病気を発症した本人はその事に少なからずショックを受けており、うつ病という言葉に敏感になっています。そのため、病気の事に触れてしまうと相手を深く傷つけてしまうことになります。心に大きなダメージを与えてしまうと、症状が悪化してしまい、社会復帰が不可能な状態にさせてしまう恐れもあります。病気について触れないような接し方をしていきましょう。最後の三つ目は「無理に会話をさせない」ことです。相手の事を気遣うあまりに無理に話題を出し、会話を促す行動は避けなければなりません。はじめは天気や仕事のことなど何気ない話題に絞り、相手の反応を見極めて接していきましょう。四つ目は「否定的な言葉をかけない」ことです。相手の話に対して「それは違う」、「間違っている」などの否定的な言葉はうつ病発症者にとって心へのダメージが強くなってしまいます。また、否定的な言葉はうつの症状を悪化させる原因にもなってしまいがちです。正しい接し方としては、軽く相槌を打ってあげたり、相手の意見を尊重したりしたうえで改善点を述べるような対応をしていきましょう。相手の事を考え、正しい接し方を周囲が心がけることで、うつ病の症状が徐々に緩和し、完治へと繋がっていきます。